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さよならあの夏

甲子園をセーラー服を着て応援したかったよね。

パソコンと出会ったあの日

私の人生の転機はパソコンとの出会いだった。

兄が高校に入学するにあたって我が家にもついに「ノートパソコン」を買おう、という話になった。その時私は小学校4年生、ちょうどたまたま見たアニメにはまっていたころ、オタクに片足を突っ込んだころ。

両親が店員に言われるがままに買ったノートパソコンが家に届き、ネットも開通したころ、私はまだ小学校のパソコン室で学んだ「ゲームの遊び方」しか知らなかった。よくある「Yahoo kids」のゲームだとか、パソコンに元から入っていたゲームだとかそういうものを学校に帰ってきたらよくやっていた気がする。ゲーム以外にすることと言えばせいぜいアニメの「公式」ホームページを見るくらいだった。しかしある時私は「ブログ」と出会った。それからというものの、私は自分の好きな漫画・アニメのファンの人たちを探し始めたり、コメントを残すようになっていた。なかなか周りに同じ趣味の人がいないため、こんなにネットには私と同じファンがいるのか!と嬉しくなったものだった。当時小学4~5年生、ネットリテラシーなんてものは知らないころ、今思えば頭を抱えたくなるようなことをしていたと思う。例えば初対面であるのにどうでもいいことを平気で書き込んだり・・・今その書き込みを見つけたら枕バタバタもの。もちろん返信をくれた人なんていなかったと思う。

 

しかしインターネットは広い、だからこそ優しい人というものは必ずいる。私は当時よく見た「~の語り場です!」という(他人がつくったブログの)特設記事にコメントを書き込んだ。すると今まで返信がなかった(もしくは返信を確認したことなんてなかったかもしれない)のに返信が来ているのである。すごい!初めて趣味が同じ人と繋がれた!幼い私はしつこくそこに書き込み始めた。気が付けばそこのブログ主は返信をしなくなり、優しい私と同じ立場のブログの読者が返信を律儀にしてくれていた。のちにその人は私にブログをつくりました、こちらでお話ししませんか、と誘導してくれた。大人である。たしかにその人は私よりも5つほど上だった気がする。当時でいえば小学校5年生と話しをしてくれる高校生、なんていい人だろう。その人のブログでもなんだかよく分からない話をつらつらと続け、その都度その人は返信してくれた。今日あった出来事、小さな悩み、いろいろな話をしていたと思う。

そうしていくうちに私もインターネットに慣れ始めた。ブログを飛び越して二次創作のホームページを見始めていた。オタク街道まっしぐら!ずぶずぶと他の子たちとは違う道を歩み始めていた。インターネットっておもしろい!そうしてだんだんとパソコンの前に座る時間は長引いていった。

 

当時はまだ純粋だったから、インターネットの汚い部分なんて知らない。しかしその汚い部分に出合うのは避けられない。そう、2chに出会ってしまったのである。ある日突然であった2chまとめブログ、それは私にとって非常に衝撃だった。まずそのまとめ記事はいわゆるとある少年漫画をからかったものだった。その漫画のファンだった私はその記事を見て思わず、なんだこいつらは!好き勝手に言いやがって、馬鹿にするなら自分で書いてみろ!という気持ちがばーっと湧いた。なんたってネット歴も浅い小学生、そんな気持ちを抑えきれるはずもなくなんとか反論しようとコメント欄に書き込んだ。しかもばればれの名前を変更をして2回も書き込んだ。このことはしっかりと覚えている。なぜならそのコメントには返信きていて案の定煽られたからである。今まで平和にインターネットを楽しんできた私にはショックが大きく、見なかったことにしてそっと閉じた。それから少しして私はまとめブログを避け、見ることはなかった。しかしやっぱり目につくもの、いつの日か私はまとめブログを見始めていた。たぶん小学校5年生ぐらいだったと思う。考えてみれば恐ろしい小学生だ。でも今はもっとそんな子供が多いんだろうなぁ。